会社概要
株式会社 白矩/SHIRAKU Inc.
設立年月日:2018年11月9日
所在地:東京都府中市日鋼町1-3
代表取締役:押山 玲央
社員:2名
業務内容 BIMのコンサルティング、建築プロジェクトに関わるデータの作成・管理・提案・建築・プロダクトにおける複雑形状の作成。 発注方式の提案とプロジェクト管理、Rhinocerosの販売、建築物・住宅の新築、リノベーション、インテリアデザイン、家具デザイン、製作、展示デザイン、製造、建築の設計・企画・事業計画、その他デザインにかかわる業務全般
白矩について
株式会社白矩/SHIRAKU Inc.は、3次元設計の支援を行っています。
各フェーズごとの支援や建築プロジェクトを通しての対応が可能です。
【3次元設計とは?】
一般的に建築を検討する過程では、2次元の図面を前提として管理・修正しています。しかし、建築の規模が大きくなったり、要望が多様化し複雑化したりすると、図面を含めた情報の管理業務が肥大化します。
そのような状態のままプロジェクトを続けることで、工期の延伸やコストの大幅な見直し、現場での出戻りなど発注者も受注者も多大なリスクを負うことになります。
そのため白矩では3次元の3Dデータを前提とし、それらに付随する形で様々な情報を管理・修正しています。
そうすることで、問題の早期発見や見落としを未然に防ぐことができ、建築プロジェクト全体のリスクを軽減することができます。
また3Dデータを前提とすることから必要なときに必要な分だけ2D図面を作成するなど効率化を図ることが可能です。
【白矩が行う支援の特徴】
・大規模建築や特殊建築物などプロジェクトの管理。
・製造に必要な精度でデータを作成・管理。
・プロジェクトのリスクを軽減するため、設計変更や意思決定などの履歴管理や法規のチェック。
・ステークホルダーに合わせてソフトウェアの使い分けやデータ連携。
代表挨拶
私は会社を設立する以前から、建築生産プロセスに関心がありました。そのきっかけは参加する建築プロジェクトが尽く大変な状況に陥り、ステークホルダーが残業をしたり、赤字を覚悟したりというよな場面を見てきました。そこからどうしてこうなるのか?これでは、建築主もリスクを引き受けることになり、受注者側も疲弊するだけではないか?と思うようになりました。そこから日本の建築生産プロセスの研究を進め、実践の場として株式会社白矩を設立しました。建築生産プロセスとは、建築主が企画してから実際に建築が建ち運用されるまでの工程を指しています。日本の建築は質が高く多くの技術開発により高い水準で建築を実現していると言えますが、その裏側では歪な構造があり多くの問題を抱えています。これらの問題は昨今BIMと呼ばれるデータベースを基礎とした建築生産プロセスによって、日本の生産設計プロセスの特殊性が浮き彫りになりました。2009年にBIM元年と呼ばれ、国交省より推進していく旨が公表されましたが、10年以上たった現在も上手く適応できているとは言えません。今後は日本の建築業界の独自性に目をむけ運用の在り方を模索する必要があると考えています。 私は今後日本の建築生産プロセスをどのようにテクノロジーと調和させ、日本なりの建築生産プロセスの構築を目指しています。1950年以降独自の品質管理システムを構築できたのですから、同様に新たな選択肢としての建築生産プロセスを提示できると考えています。
代表取締役:押山 玲央
ジオメトリエンジニア
曲面造形のスペシャリスト
1991 山梨県生まれ
2014 東洋大学理工学部建築学科 卒業
2018 株式会社Applicraftを退社
2018 SHIRAKU Inc/株式会社白矩 設立
【主な業績】
2015 Macで始めるRhinoceros 執筆協力
2017 Rhinoceros 逆引き コマンド・リファレンス 執筆協力、
Rhinocerosで学ぶ建築モデリング入門 執筆協力
2018 Grasshopper App 開発
2022 東洋大学 人間環境デザイン学科 非常勤講師
2022 東洋大学 理工学部建築学科 非常勤講師